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2012年5月7日月曜日

早く電力自由化を

日本のすべての原発が停止しました
「さあ、停電が恐いぞ」と、とくに読売新聞などは脅しています。
そんなに恐がるようなことでしょうか?

私が子供のころは、まだときどき停電がありましたけれども、それで困った覚えはありません
扇風機が動かなくてもうちわであおいで済みましたし、冷蔵庫の被害を感じなかったのはまとめ買いの習慣がなかったせいでしょう。冷凍物に霜がついてしまったという経験はむしろ、きちんと閉めていないことに半日も気づかなかった、そんな理由のほうが多かったのです。
一般家庭で停電が困るのは、ビデオの録画予約ぐらいかもしれません。

命にかかわる医療機器、お店や流通業の冷凍施設、そういったものは電力会社に依存せず自家発電に切り替えればよいのです。
(そうされると困るからでしょうか、関西電力は、原発を再稼働したいのは電力不足になるからではないと言い始めています。)


自家発電の導入が難しい人たちのため、国に求めたいのは、本格的な電力自由化です。
いまのままの、(ほぼ)独占販売という状況を、一刻も早く改善してほしい。
だって、電力需要の条件は人それぞれ違うんですもの 。

「原発を使わないなら、停電だって我慢できる。」

「うちは原発より値段だな。もっと安くなるなら、たまの停電はかまわない。」

「いや、停電は絶対に困る。値段よりも安定性が必要。」

それぞれの条件で電力を選んで買えるように自由化を押し進めることは、原発事故後の政治責任の一つではないでしょうか。
ドイツでしたっけ、北欧でしたっけ、既にそうなっているんですよね、電力自由化。うらやましいです。

ついでに、大きな発電所よりも町単位・家単位の発電システムがもっと普及するような政策をとってくれたらいいのにとも思います。
これは、太陽光発電の壮大な計画を進めている孫さん(ソフトバンク社長)に水を差す意見かもしれませんが。わざわざ送電ロスの多い方法で大々的に発電しなくても、そのまえに工夫できることがもっといろいろあるんじゃないかなぁ?



※出典・参照

・読売新聞
[2012/05/05 読売 社説 全原発停止 これでは夏の電力が不足する]
[2012/05/06 03:05 読売 全原発42年ぶり止まる、泊3号機が検査へ停止]
[2012/05/06 読売 全原発停止 5団体「再開許さぬ」]
[2012/05/06 読売 全原発停止…人工呼吸器、電源確保に苦心]
[2012/05/07 08:56 読売 「冷凍庫止まる」不安のアイス会社…全原発停止]


・MSN産経
[2012/05/06 03:09 MSN産経 「原発ゼロ」 異常事態から即時脱却を 安全技術の継承は生命線だ]
[2012/05/06 09:26 MSN産経 「不信が全停止もたらす、少なくとも一時的に」と米紙]

・産経Biz
[2012/05/04 22:43 産経Biz【全原発停止】失われる理解 無念と寂しさ 原子力黎明期支えた技術者の思い]
[2012/05/05 22:03 産経Biz【原発ゼロ】経済低迷、熱中症、作業員確保…無視できない電力不足のリスク]


・日経新聞
[2012/5/5 日経 社説 「原発ゼロ」解消し電力不安を除け]


・時事通信
[2012/05/0414:54 時事 北海道電泊3号機、5日停止=稼働原発、42年ぶりゼロ]


・毎日新聞
[2012/05/05 23:22 毎日 原発稼働ゼロ:70年以来42年ぶり 懸念の中、夏へ]
[2012/05/06 08:38 毎日 原発稼働ゼロ:頼みの火力発電老朽化 急停止で停電の恐れ]

・マイナビニュース
[2012/05/07 「原発ゼロ」をきっかけにもっと原発について語ろう!]


・朝日新聞
[2012/05/05 朝日 社説 「原発ゼロ」社会:上 不信の根を見つめ直せ]
[2012/05/06 朝日 社説 「原発ゼロ」社会:下 市民の熟議で信頼構築を]
[2012/05/04 朝日 【国内原発 全基停止に思う】(上)]
[2012/05/05 朝日 【国内原発 全基停止に思う】(中)]
[2012/05/06 朝日 【国内原発 全基停止に思う】(下)]
[2012/05/06 朝日 佐賀 原発ゼロ 決意と懸念]


・河北新報
[2012/05/04 河北新報 揺らぐ再稼働 —原発ゼロ 東北から問う(上)反発/「安全誰が信じるのか」]
[2012/05/05 河北新報 揺らぐ再稼働 —原発ゼロ 東北から問う(中)警戒/青森国策転換けん制]
[2012/05/06 河北新報 揺らぐ再稼働 —原発ゼロ 東北から問う(下)不安/安全対策、政府先送り]
[2012/05/06 河北新報 社説 全原発が停止/いったん白紙に戻し議論を]


・その他 47NEWS
[2012/05/04 北海道新聞 社説 全原発の停止 安全な未来への出発点に]
[2012/05/05 22:30 神戸新聞 国内全原発停止 「歓迎」「危機」県内の反応]
[2012/05/06 福島民友 国内全原発が停止 立地地域、一様に理解]
[2012/05/06 信濃毎日 社説 全基停止 脱原発への足掛かりに]
[2012/05/06 茨城新聞 原発50基が全停止 知事・東海村長に聞く]
[2012/05/06 01:55 中日 42年ぶり原発全基停止 泊3号機定検入り]
[2012/05/06 09:09 福井新聞 原発全停止、再稼働判断は誰の手に 大飯3、4号機は月内困難か]
[2012/05/07 07:07 東京新聞 原発ゼロ時代に挑む 運転46年 全50基が停止]



・当ブログ内の関連記事
[2012/05/20 変わりつつあるメディアの原発報道]
[2012/06/19 停止原発の再稼働]


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2011年6月13日月曜日

そうだお鍋で発電しよう

電力は遠い発電所でつくるよりも使う場所で発電するほうが無駄がないという話を、以前の記事で書きました。

あのときトイレ発電のほうは半分本気だったんですけど(ほんとにあると知ってびっくりでしたが)、ガスコンロの余熱で発電…ってこちらは完全に冗談で書いておりました。
無知ですよね~。
これもちゃんとあったんですね!
コンロというより鍋発電になりますけど、意外や意外その歴史は古くて、第二次世界大戦で旧ソ連が無線通信機として使っていたといいます。
「パルチザンの鍋」と呼ばれるこの鍋通信機を紹介しているサイトには、ろうそくラジオなんていうのもありました。

4日前には、携帯電話の充電ができる発電鍋ヒートチャージャーHC-5という製品が発表されていました。
熱湯やコードの扱いがちょっと危なっかしく見えて平常時の実用向けではないようですが、こういうことができるのなら、発電装置を組み込んだコンロというものも開発可能に思えます

鍋底の内と外の温度差によって発電するということですので、陽当たりの良い壁や屋根の温度差にも応用がきくかもしれません。太陽光発電と合体させて効率を上げるのってどうでしょうか。


※出典・参考(2012/02/26更新)

・鍋発電
 [株式会社KELK 熱電おもしろ話 パルチザンの鍋・ろうそくラジオ 他]
 [2011/6/9 20:36 日経新聞 TESニューエナジー 発電鍋ヒートチャージャーHC-5]
 [TESニューエナジー 発電鍋ヒートチャージャーHC-5(PDF)]


・トイレ発電
 [Wikipedia マイクロ水力発電]


・当ブログ内の関連記事
 [2011/05/17 そうだトイレで発電しよう マイクロ水力発電]
 [2011/05/25 関門海峡利用し潮流発電機]
 [2011/06/09 そうだ布団で発電しよう 床発電・地熱発電 他]
 [2011/06/13 そうだお鍋で発電しよう]
 [2012/02/02 海洋温度差発電]
 [2012/02/14 そうだ雪で発電しよう 雪発電・パソコン発電]
 [2012/02/24 メタンハイドレート]


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2011年5月17日火曜日

そうだトイレで発電しよう

今までのテレビではタブーになっていたのか、ニュースバラエティの番組で反原発・脱原発をうながすような放送を一度も見たことなかったのですが。
今日初めて原発から自然エネルギーへの転換を検証しているのを見かけました。読売テレビでした。
浜岡原発の全面停止を受けて、やっとテレビでもこういう放送をできるようになってきたみたいです。

"自然エネルギー"という呼称には、少し抵抗を感じます。"無農薬野菜"と同じように、その品質にはピンからキリまであるし、メリットもデメリットもあります。そういうことをないがしろにして崇拝したり持ち上げたりしている…そんな気がして。
でも、他に手頃な呼び方がないなぁ。

"再生可能エネルギー"という呼称もありますが、無能な私は、この文字をはじめて見たときプルサーマルのことかと勘違いしました(笑)
一般人にはまだ普及していない呼び方ですよね。

"新エネルギー"という言葉もあります。これも無能な私は、まだ一般国民に知られていないマイナーな研究段階のものを指すのかと思ってました。

庶民も新しい日本語をどんどん勉強していかなければ。



ところで、「送電ロス」という言葉があります。
電力は、大きな発電所から一般家庭まで送るあいだに一部が熱となって逃げてしまって、けっこう送電にムダが多いのだそうです。
送電ロスは5%にすぎないともいいますが、その数値は一概ではなく、遠くに運べば運ぶほど届く電力は減ってしまうんですって。
一説には国内の年間送電ロスは、原発6基分ともいいます。

つまり、電力を使う場所で発電するのがもっとも効率が良いってことなんですよね。
キリンビール横浜工場などは2007年からすべて自家発電で電力をまかなっていたため、今回の震災でも計画停電の影響を受けず、それどころか電力不足の東電に電力をまわしてあげたと聞きます。

じゃあ、「自分で使う電力は自分で発電しよう」というのを今後の基本政策にしたらどうでしょう。
これから建てるすべての建築物は、ソーラーパネルと風力発電の備え付けを義務づける。そこに補助金を出す。
数十年で原発を止めることができそうです。

駐車場だって水道だって水洗トイレだって、昔はなくて当たり前だったのに、今はついて当たり前なんですもの。自家発電機もそれと同じことじゃないかな?

ソーラーパネルと風力発電だけじゃ足りないでしょうか。
えーっと、じゃあ、水力発電も家庭につけられませんか?
トイレや下水を利用した水力発電って、不可能かな?
う~ん、かなりコストかかりそうな気がします(笑)
ガスコンロの余熱でミニ火力発電とか。
えっ、コスト以前の問題?(笑)
でもでも、技術大国日本!
なんとかなりませんか!?
太陽光・風力(&水力・火力?)の他にも、小型で効率の良い発電機をどんどん研究開発してほしい。


自家発電が常識になると、電力会社のお仕事がすっかり減ってしまいます。
でも、自家発電機の製造とメンテナンスの需要は増えますよ。電力会社がそれを担ったらいいんです。
ただし原発みたいに、嘘ごまかしだらけで自分たちだけが高給を得るようなシステムにされるのは困ります。そこはやっぱり、自由競争の原理も欲しいですね。


─後日追記 1─

トイレで発電…、私、冗談半分で書いてたんですが。
このページに「マイクロ水力発電」というキーワード検索で来てくださった方がいたので、そんな単語があるのかと思って調べてみました。(下記リンク集参照)
トイレ発電って実用化されてたんですね!?

小屋ていどの大きさの水車で行う発電も、数日前テレビで紹介されていました。昔の田舎では珍しくない発電方法だったといいます。

巨大な発電所ばかり作らなくても、街のすきまを縫うようにいろんなタイプの発電機を設置していくのって、夢物語ではないかもしれません。
こういった話をどんどん推し進めたら、病院や学校、オフィスやショッピングモールなどでも、さまざまな発電が可能になりそうです。コストや効率の問題はありそうですが。


─後日追記 2─

ガスコンロの余熱で発電…、これも既にありました。
コンロというより鍋発電なのですが。(下記リンク集参照)



※出典・参考(2012/02/26更新)

・自然エネルギー = 再生可能エネルギーとほぼ同義
・再生可能エネルギー = 極めて長期間にわたり枯渇しない自然由来のエネルギー
・新エネルギー = 政令で指定された再生可能エネルギー
 バイオマス、太陽熱利用、雪氷熱利用、地熱発電、風力発電、太陽光発電など
 [Wikipedia 新エネルギー]
・送電ロスとは
[ECO-WORDS 環境ビジネス用語辞典> 燃料・エネルギー >送電ロス]
[東京電力> 電気・電力辞典> 送電損失]
[よくわかる原子力 ばかにならない送電ロス]


・キリンビール横浜工場が東電への余剰電力供給
 [2011年4月20日 東京新聞 朝刊 企業売電 増強相次ぐ 夏の電力不足解消に一役]


・原発広告とメディアの関係
 [2009/07/02他 LiberalUtopia持続可能な世界へ / 誰も通らない裏道]
 [2011年5月17日 東京新聞 東電の広告 宣伝約90億円の波紋]


・電力の自由競争
 [Wikipedia 電力自由化]
 [2011/05/16 21:12 産経 枝野氏、発送電の分離に言及 電力独占、解体論に現実味も]

・トイレ発電
 [Wikipedia マイクロ水力発電]


・マイクロ水力発電
 [Wikipedia マイクロ水力発電]
 [2007/11/27 朝日 JR中央線の高架への雨水で水力発電 市民の手作り]


・鍋発電
 [コマツ 熱電おもしろ話 パルチザンの鍋(旧ソ連の無線通信機)]
 [2011/6/9 20:36 日経 TESニューエナジー 発電鍋ヒートチャージャーHC-5]


・当ブログ内の関連記事
 [2011/05/17 そうだトイレで発電しよう マイクロ水力発電]
 [2011/05/25 関門海峡利用し潮流発電機]
 [2011/06/09 そうだ布団で発電しよう 床発電・地熱発電 他]
 [2011/06/13 そうだお鍋で発電しよう]
 [2012/02/02 海洋温度差発電]
 [2012/02/14 そうだ雪で発電しよう 雪発電・パソコン発電]
 [2012/02/24 メタンハイドレート]

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