今度は「飯舘村より高い放射線量、東京・世田谷で検出」というニュースです。

同日の飯舘村2.05マイクロシーベルトよりも高い数値だといいます。
(※飯舘村=福島第一原発20km圏外にもかかわらず、20mSv/yに達するおそれが出てきたため、計画的避難区域の対象となった村)
チェルノブイリ原発事故では、1.93マイクロシーベルト以上は「希望移住地域」、希望者は国から補助を受けて移住できます。たぶんこの基準値はチェルノブイリ原発事故から5年も経って少し放射線が減ったときの数値だと思うのですが(未確認)。東京の中のどれくらいが、この「希望移住地域」に相当するものでしょうか?
『やっぱり出し惜しみの汚染マップ 3』に世田谷を書き込んで、いまガックリ肩を落としています…。
関東の知人たちを思いながら、かなりショックを受けてます…。
─翌日追記─
続報は、こちらです →『小瓶騒動』
東京で放射線量を気にしてるあいだに、福井原発ではボヤ騒ぎがあったんですね。
たいした火事ではなくて、なによりでした。
※出典・参照(2011/12/16更新)
・世田谷で2.7μSv/h
[2011/10/12 21:18 時事 東京・世田谷で高い放射線量=毎時2.7マイクロシーベルト、区が除染検討]
[2011/10/12 21:33 読売 飯舘村より高い放射線量、東京・世田谷で検出]
[2011/10/12 22:06 TV朝日 東京・世田谷の道路で高い放射線量検出]
[2011/10/12 桃野よしふみ 世田谷区のホットスポットについて。私の知っていること。]
10月2日 知人から高線量の情報あり・チェルノブイリのデータ
10月3日 同行して計測すると4.699~4.973μSv/h。すぐ区に報告し、対応を要望。
10月3~4日 区役所が計測確認
10月5日 区役所が公道上を高圧洗浄機で洗浄
近隣住民に情報不足による不安が広がっていたため、情報公開を要望── 以上、桃野よしふみ氏(世田谷区議会議員)のブログ記事より概略洗浄しても2.707μSv/hまでしか下がらず、このあと立入制限やマスコミ報道という流れになったようです。
[2011/06/12 Seven Mile Beach File『ヤブロコフ・ネステレンコ報告』(2009年発行)抄訳]
[2006/04/14 第102回原子力安全問題ゼミ チェルノブイリ 20 年:事故の経過、汚染、被曝、影響]
・敦賀原発の火災
[2011/10/12 20:12 福井新聞 敦賀原発2号でぼや 格納容器内、シート焼く]
[2011/10/13 毎日新聞 地方版 敦賀原発:2号機の格納容器内で火災 作業の溶接火花飛ぶ /福井]
・当ブログ内の関連記事
[2011/10/10 やっぱり出し惜しみの汚染マップ 3 チェルノブイリ強制移住や管理区域との比較]
[2011/10/01 プルトニウムとストロンチウム]
[2011/10/12 東京は希望者移住地域? ラジウム小瓶騒動の前夜]
[2011/10/13 小瓶騒動 東京で3.35μSv/h]
[2011/10/14 やっぱり出し惜しみの汚染マップ 4 ホットスポット各地とチェルノブイリの比較]
[2011/10/22 むちゃくちゃなホットスポット 千葉で57.5μSv/h]
[2011/10/23 むちゃくちゃなホットスポット 2 千葉(柏市)の雨水濃縮]
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