ついさっき放送された『ビートたけしのTVタックル』のキャッチコピーが、
「汚染列島日本をどう生きる!?」
でした。
原発事故をこんな過激な言葉で表現するなんて、春先には許されてなかったよなぁ…と感慨深い思いを抱きながら、この番組を観てみました。
人の親として、この「どう生きる!?」に引きつけられたのです。
でも、内部被曝を減らすための具体的な情報はまったくなくて、拍子抜けでした。
番組半ばは、まるで菅首相をおとしめるのが番組の目的のように見えてしまったり、電力会社の"で"の字も出てこないような事故分析…。番組制作者の手かせ足かせが見えてくるようで、そういう意味では面白かったです。
後半は、原発推進が国策だったのは「非核三原則を持ちながらも、核兵器技術は保持する」ことが意図されていたからという話でした。
庶民の私は、この話を3月にネットでちらりと見かけたときは、妄想としか思っていませんでした。ですから、佐藤栄作のコメントとか中曽根康弘の動向とか実名つきで具体的に語られているのをあとから知ったとき、かなり動揺したんですよね。このブログの半月前の記事『ないしょばなし』がそれです。
テレビでこうして大々的に言ってしまうということは、これを放送しても良いとするバックボーンがあるってことなんだなぁと受け止めました。
でもやっぱり、私としては我が子を守るために今なにができるか、そこをもっと知りたかった。差し当たっては、そのほうが崩壊しつつある過去の政策よりもずっと重要です。
※出典・参考
[2011/07/04 テレビ朝日 ビートたけしのTVタックル 汚染列島日本をどう生きる!?タックル原子力安全委員会!!]
[2011/06/16 当ブログ記事 ないしょばなし]
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