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2011年9月20日火曜日

台風12号タラス・台風15号ロウキー

台風による警戒が続いています。
今日本は、台風12号による土砂崩れ問題をまだ抱え込んだまま、次の台風15号を迎えているのです。



■ノロノロ台風たち

それにしても、今年来日する台風は、どれものんびりした動きで進路が迷走、やきもきさせますね。

台風6号のときは全国が警戒したのですが、四国に上陸するかしないかのタイミングで急速にパワーを失って進路変更。「来る来る詐欺」なんて言われてしまいました。
(とはいえ、2名の死者数を出していますが…。)
衰弱したあとも東日本に雨を降らせつつ太平洋をゆっくり北上して、何日もかけ、北方四島のほうまで移動して行きました。

台風6号マーゴン
7月17日 沖縄沖
7月19日 徳島県 和歌山県
7月31日 カムチャッカ半島沖
台風12号は、台風の目と呼ぶにはあまりにも穴が大きく「ドーナツ」と呼ばれました。
これも四国に向かってきたので、また「来る来る詐欺」で済めばいいなぁと思っていたら、今度は高知県→岡山県→鳥取県を通過し、100名近い死者・行方不明者を出してしまいました。死亡者の7割は、なんと和歌山県です。
今年の台風被害は、台風当日よりも前日であったり、離れた県のほうが雨風が強い傾向にあります。


台風12号タラス
8月27日 小笠原諸島近海
9月 3日 高知県・岡山県
9月 4日 日本海へ

今来ている15号は、沖縄県那覇の東南沖でぐる~りと円を描いてから北上、奄美大島に上陸かと思いきやカクンと向きを変え、現在和歌山県に向かっています。

台風15号ロウキー
9月15~20日 沖縄近海で鈍行迷走
9月21日 本州上陸予定

■だれかが台風を制御しようとしてるのかな?

今年の台風はホント珍しい動きをするなぁと見ているうちに、ふと、『特命リサーチ200X』という番組の台風消滅技術の話を思い出しました。

ネットで検索してみると、台風を核爆弾数個に匹敵する威力の爆弾で吹き飛ばすとか、大量のドライアイスを投入するとか、沃化銀を撒くとか、アメリカがそういう研究をしていたという話が出てきます。
(この沃化銀を撒くというのは、中国がオリンピック開催時に雨雲を制御したのと、たぶん同じ理論によるものですよね?)
1947年10月には、アメリカの気象学者がドライアイスを投入したことによって弱体化した台風が、かえって進路変更と再発達をしてジョージア州に大きな被害を出したとのこと。
1962年には国連で「プロジェクト・ストーム・フューリー」という台風制御計画が提案されましたが、日本にとって台風の降水量は、恵みの水でもあるため、日本政府が大反対して中止になったといいます。

ところで、原発事故の収束にまだまだ遠い今の日本。
福島第一原発に暴風雨を招きたくはありません。
「海に流れた放射性物質は、あまり拡散せず海底に沈殿してしまう」という報告もあり、その一方で「台風の巨大なエネルギーには、海水をかき混ぜる作用がある」といわれます。
海底の汚染を広げず日本近海の海産物を避けて暮らすべきなのか、それともさっさと世界の海に拡散して薄めてしまうほうが人類のためになるのか、私にはわかりません。
とにかく、放射能問題への懸念から、アメリカ政府が台風をなんとかしようと画策してくれているのかも…。だから台風の動きが不自然なんじゃないかと思ったり。
そういえば、プロジェクト・ストーム・フューリーは台風の目を拡大させることによって勢力を弱める方法なのだそうです。
ドーナツと呼ばれるほど穴の大きかった台風12号。
岬に触れたとたん台風の目がとろけるように消えた6号。
なんだか関係ありそう…?
いや、でもまさかそんな無茶はしないよねと思ったり。
ん~、でもアメリカって「大自然より人類の方が格が上」と考える風潮があるからなぁ。
太古の日本人やネイティブアメリカンのような「人間は大自然にかなわない」という謙虚な考え方など一笑に付して、アメリカ政府や研究機関なら台風制御ぐらいリスク覚悟でやってのけそうな気が。

…などと、思わずひとときの妄想にふけってしまいました。


■ともあれ台風の進路に注目

なにとぞ15号が、災害なく、ほどほどに恵みの雨を残す台風でありますように。
福島第一原発の状況を悪化させることがありませんように。

すでに台風の被害を受けご家族を亡くした方々、家を失った方々、いまなお避難なさっている方々に、心からお見舞い申し上げます。



─後日追記─

静岡県から上陸した台風15号は、そのまままっすぐ進みました。
よりにもよって、福島第一原発にまっしぐら!?
原発廃屋が雨風をしのぐための「建屋カバー」は、一号機のぶんがおおまかにできあがったばかりだそうです。(まだ外壁だけで屋根はないようですが)

台風6号が異様な進路で福島を避けて通ったときには、ネット住民から喝采があがったものですが、台風15号も建屋カバーが出来上がるタイミングを見計らって、沖縄で時間をつぶしてくれてたんですねぇ。
感謝です(?)




※出典・参照(2011/10/29更新)

・気象サイト
 [気象庁 台風経路図 台風15号ロウキー]
 [WEATHERNEWS ウェザーリポート]


・平成23年(2011年)台風第6号マーゴン
 [Wikipedia 平成23年台風第6号 経路図ファイル:Ma-on 2011 track.png]
 [2011/07/28 11:00 消防庁 平成23年台風第6号による被害状況等について(第6報) 死者2名 行方不明者1名]
 [2011/07/20 当ブログ内の記事 台風6号マーゴン]


・平成23年(2011年)台風第12号タラス
 [Wikipwdia 平成23年台風第12号 経路図File:Talas 2011 track.png]
 [2011/09/02 18:56 FNN 気象庁、大型で強い台風12号について珍しいドーナツ形と発表]
 [2011/09/05 00:41 日経 記録的豪雨、なぜ起きた? 降水量3日で年間の6割も]
 [2011/09/05 08:53 読売 牛歩台風、桁外れの雨…巨大な「目」周辺で被害]
 [2011/09/05 11:42 MSN産経 【台風12号】結納の朝に娘が…町長、涙こらえ陣頭指揮 夜やっと遺体対面]
 [2011/09/13 12:15 毎日 台風12号:不明だった那智勝浦町長の妻 遺体を確認]
 [2011/09/14 02:30 毎日 台風12号豪雨:ダム事前放流せず 洪水対策規定なく]
 [2011/09/14 12:32 MSN産経【紀伊半島豪雨】ダム放流は「人災」 新宮市議会がJパワーに]
 [2011/09/16 18:00 消防庁 台風12号による被害状況等について(第12報) 死者67名 行方不明者26名]


・平成23年(2011年)台風第15号ロウキー
 [Wikipwdia 平成23年台風第15号 経路図ファイル:Roke 2011 track.png]
 [2011/09/13 20:30 MSN産経【紀伊半島豪雨】 土砂崩れダム新たに5カ所確認 国交省]
 [2011/09/15 14:11 読売 静岡にも土砂ダム]
 [2011/09/16 12:47 日経 土砂ダム排水で緊急工事 奈良・和歌山、大雨に備え]
 [2011/09/19 01:19 朝日 紀伊半島雨上がる 避難住民が一時帰宅]
 [2011/09/20 09:03 朝日 和歌山・田辺の面川地区、全住民避難へ 土砂ダム警戒]


・ストームフューリー計画
 [1997/09/21 NTB 特命リサーチ200X - FAR EAST RESEARCH Co.Ltd.「悪魔の怪物」コントロール計画 / ログ]
 [1971/12 ハヤカワSFマガジン154号 ストームフューリー計画 −着々実現せまる台風制御]
 [2005/05/16 ChemBlog-ケムログ 気象兵器に関する記事を和訳原文)]
 [2004/11 日経サイエンス 台風をあやつる 夢ではない天気の制御]
 [Wikipedia 英語版 Project Stormfury]


・中国オリンピック
 [2007/05/08 iza 天にも号令、人工消雨 北京五輪「開会式晴れ」へ威信かけた挑戦]
 [2008/04/10 23:48 読売 五輪開会式を晴天に…北京市気象局が人工消雨リハーサルへ]


・台風と海底
 [2010/09/08 20:20 世遊綽々 海底の大掃除をしてくれる台風]
 [台風と沖縄 > 台風がもたらすもの]
 [2011/05/30 ほったらかし農園へようこそ! 台風通過に伴う 海底の変化についての考察]


・放射性物質は海底に沈殿
 [2011/04/06 11:16 47NEWS(共同)放射性物質、海底に沈殿の恐れ 仏研究所が影響予測]
 [2011/04/15 13:47 スリーマイル島事故調査の専門家 A.ガンダーソンへのインタビュー 和訳 / 原文]


・福島第一原発の雨風対策
 [2011/09/17 随時更新 47NEWS 【福島第1原発の現状】]
 [2011/09/17 22:05 47NEWS(共同通信)1号機のカバー工事進む 東電、10月中に完成へ]
 [2011/09/18 毎日 東京朝刊 1号機、建屋カバー完成間近 側面にパネル]
 [2011/09/21 13:36 スポーツニッポン 福島第1原発で台風対策 屋外設備をロープで固定]
 [2011/09/21 15:51 NHK 福島第一原発 台風接近を警戒]
 [2011/09/21 20:48 FNN 福島第1原発事故 台風15号の接近に備え屋外作業を中止、監視態勢を強化]
 [2011/10/14 13:15 MSN産経 1号機建屋カバー設置完了 福島第1原発]
 [2011/10/28 20:21 MSN産経 1号機のカバー完成、放射性物質が100分の1に]


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2011年7月20日水曜日

台風6号マーゴン

「大型で強い台風6号」があまりにもゆっくりした速度で四国に上陸。
これは大変なことになると、一週間も前から報道されていました。

大阪の体感です。
昨日は珍しくもない量の雨で、風はまったくなし。
でも警報が出てるし、これからいよいよ上陸してくるんだな、と思っているうちに…雨はすっかりやんでしまいました。
夜が明けて、一時的に風が少し強い時間もありましたけど、まもなく風もおさまりました。
それなのに、いつまでも暴風警報と大雨注意報が解かれず、学校は軒並みお休みです。

家族を心配してこまめに予報を確認してたんですが、今朝テレビで妙なものを見てしまいました。
気象衛星の台風画像の動画です。
ニュースでは徳島や和歌山に上陸したと言ってたはずなのに(追記訂正:和歌山は「上陸」ではなく「通過」だったそうです)、台風の雲のかたまりが進路図よりも沖を移動していて、徳島にも和歌山にも上陸しないまま通り過ぎたように見えたんです。
えっ?と思ったときには動画がまた台風進路図に替わってしまった。
同じ映像を探してチャンネルを変えたりネット検索してみたんですけど、見つかりません。
ん~、たぶん気のせいだったんでしょう。

だけど、実際のお天気が警報や注意報とはずいぶんかけはなれているので、思わずこんなことを考えました。
牛肉のセシウム汚染があまりにもひどいから、国民の気をそらせようとして台風を大げさに報道したんじゃないのかな?
牛肉問題を忘れさせるには、サッカー女子W杯で"なでしこジャパン"が優勝したニュースだけじゃ足りないと思ったんじゃないのかな?
だって、気象学会の理事長さんって、放射性物質の拡散予測公開を一ヶ月も遅らせた張本人だったし。

妄想ですよ、妄想。

ウェザーニュースの中継コメントを探ってみたら、やっぱり台風が和歌山にいるはずの時間にこんなぐあいでした。

2011/07/19 21:00の台風進路図

2011/07/20 15:00の台風進路図
7/20 07:13 大阪「あれ?台風は?」
7/20 07:26 三重「あれれ 台風まだ~」
7/20 07:44 京都「雨降っていません。風もそよ風程度です。ホントに台風?」
7/20 07:47 三重「台風が近づいてくると天気予報では言ってますが、遠ざかっているの間違いでは
7/20 07:52 兵庫「暴風警報が出ていますが風もほとんどなく青空も見えています」
7/20 07:52 奈良「台風はどこに?」
7/20 07:57 愛媛「強風域に入っているのに風が吹いていない」
7/20 07:58 香川「終息宣言!?」
7/20 07:59 奈良「本当に台風接近?」
7/20 08:00 和歌山「台風の目に入ってるのかな?」
7/20 08:00 愛知「台風らしさをあまり感じません」
7/20 08:00 滋賀「警報出ているわりにあまり荒れていません」
7/20 08:03 和歌山「あれ!?台風が直撃すると聞いていましたが」
7/20 08:18 大阪「昨日から雨風ともにたいしたことはありません」
7/20 08:26 三重「台風は?」
7/20 08:33 愛知「セミ鳴き出した」
7/20 08:34 大阪「ホントに台風?暴風警報出てるわりに風も静かで雨も降ってない…」
7/20 09:05 愛知「台風はどこ?」
7/20 09:20 和歌山「台風は何処に?」

昨日の西日本は、どこもそれなりに降ったようですけどね。
心構えをして迎えた今日は、拍子抜けでした。
実際のところ京都・大阪は台風が来るぞ来るぞと言っていても、それてしまうことがけっこう多い土地柄です。
歴史的に政治の中心地として選ばれていたのは、それなりに気象的背景もあったのかもしれません。


─後日追記─

台風6号(7月20日/大阪)では警報がまったくの無意味でしたが、今日(8月5日/大阪)は逆のパターンです。
すごい暴風と大雨が約30分間、早足の台風のように南から北へ向けて駆け抜けました。
ネットでは、
「風呂桶ひっくり返したみたいな雨」
「ベランダの草履片方どっかに流された」
…なんてコメントされていのに、それでも警報なし(注意報は大雨・洪水・雷だけで、暴風には触れず)で済んでしまいました。

平成になってから「最近の天気予報って、昔と違って的中率が上がったよね~」と、ずいぶん感謝していたのに、今年の夏の予報ははずれることが多いし、全然発生しない竜巻の"注意情報"を乱発してるし、なんだか変ですよね。気象庁、いったいどうしちゃったんでしょうか。



※出典・参考(2011/09/21更新)

・気象サイト
 [気象庁 台風経路図 台風6号マーゴン]
 [WEATHERNEWS ウェザーリポート]

・台風6号マーゴン、徳島上陸後に和歌山潮岬を通過
 [2011/07/20 02:30 デジタル台風:2011年台風6号(マーゴン|MA-ON) 台風情報の誤差]
 [2011/07/20 15:41 NHK 台風 非常に激しい雨のおそれ]
 [北本 朝展 @ 国立情報学研究所(NII) デジタル台風 台風の上陸・接近・通過の定義]

・放射性物質拡散予報の自粛を説いた気象学会理事長 新野宏氏
 [2011/04/02 19:25 朝日 放射性物質予測、公表自粛を 気象学会要請に戸惑う会員]

・当ブログ内の関連記事
 [2011/09/20 台風12号タラス・台風15号ロウキー]

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